解答
aの符号
下に凸のグラフであるから
cの符号
切片が正の部分にあるから,
bの符号
として
から,
切片における接線の傾きが負であるから
それぞれの符号の考え方
aの符号の考え方
aの符号はグラフの形で決まります
今回の問題では,下に凸のグラフなので
cの符号の考え方
の符号は2次関数の 切片の位置で決まります
切片が正の部分( 軸より上)にあるから,
bの符号の考え方
としたとき,微分の考え方から
2次関数 上の点 における
接線の傾きは と表せる
ので, 切片( )での接線の傾きは
つまり,「2次関数 の 切片における接線の傾きは 」と考えられます
2次関数の接線の方程式
2次関数 の 切片における接線の方程式は
と言えますね
さいごに
微分の考え方を知っていれば
平方完成をせずに「bの符号」や「2次関数の頂点の 座標」を求めることができますね