よく見かけるこの3つの公式
①
②
③
この成り立ちを順に考えましょう。
①
から
どっちが上(分子)だったっけ...??
そんなときは先ほどの三角形を書き
で を使うのは であることが分かれば、 が分子だとわかります。
②
直角三角形といえば、"三平方の定理" がありました。
この式に先ほど変形したものを代入すれば
\begin{aligned}a^2 + b^2 &=c^2 \\ c^2\sin^2 θ+c^2\cos^2 θ &=c^2 \\ \sin^2 θ+\cos^2 θ&=1 \end{aligned}
③
この式を暗記する必要はありません。
②の式から を導きましょう。
②式の両辺を で割ると
\begin{aligned}\sin^2 θ+\cos^2 θ &=1 \\ \frac{\sin^2 θ}{\cos^2 θ}+\frac{\cos^2 θ}{\cos^2 θ} &=\frac{1}{\cos^2 θ} \\ \left(\frac{\sinθ}{\cosθ}\right)^2 +1 &=\frac{1}{\cos^2 θ} \\ \tan^2 θ+1 &=\frac{1}{\cos^2 θ}\end{aligned}
いかがでしたか?
理屈を追って考えると、覚える内容を減らすことができますね。